DUCATI初心者&慣らしツーリング
昨年の暮から楽しみにしていた、私にとって初めてのグループツーリング。皆様に付いていけるかどうか不安もいっぱいだったけれど、いつまでも自分のペースでばかり走っていたら冒険もしないし上達もないだろうと、勇気を出して参加。
1月30日。この日が近付くと気になるのはお天気!予報では、前日は雨で当日は大寒波とのこと。以前、寒い日に頭がぼーっとしてガソリンスタンドで立ちごけして以来、寒さにはすっかり恐れを抱くようになってしまった私。着ていくもの、カイロ等、事前に万全の準備。しかし天気予報はハズレ。前日は快晴のぽかぽか陽気、なら一日ずれて明日は雨か?!幸い夜中のうちに雨が降り、寒波もまだ本格的でなくまずまずのお天気で当日の朝を迎えました。
まだ路面が濡れたままの静かな休日の朝。背中に3つ、そして靴の中や手首にもカイロを貼り、予備のカイロも携帯、バイク用の下着上下にフリース、プロテクター付き冬ジャケット、暖かめのパンツの上に更にオーバーパンツを着込み、完全な重装備。ドキドキしながらバイクに跨り、エンジン始動。空冷の軽やかな音を響かせていざ出発。路面が濡れている時は特にマンホールの蓋を踏まないようにとの周囲のアドバイスを思い出し、注意深く走行、一路集合場所のCASUNO
MOTORSさんへ。
到着すると既にスタッフの方々が待ち受けていて、淹れて下さった暖かいコーヒーをすすりながらご一緒する方々の到着を待ちます。

いつもお世話になっている営業の長谷川さんが先頭、私を入れて6台の新車が後に続き、最後尾では、CASUNOさんのツーリングには欠かせないという大ベテランのSさんがBMWでサポート。自信のない私にとって心強い態勢です。先頭に続くのはもちろん最も初心者の私。遅いので最初は後ろを希望したけれど、後ろの方が皆に追いつくためにたくさん加速しなければならないという説明を聞き、やはり前へ。
CASUNOさんのスタッフの方全員のお見送りを受けて、華々しくスタート。私以外の方のバイクは皆、「ご近所にエンジン音を遠慮したくなる」ぐらいの華やかな音のする大型バイクばかり。ツーリングの雰囲気をおおいに盛り上げてくれました。
予めルートや休憩場所を説明して頂いたけど、実際走り始めると、前を走る長谷川さんとの車間を考えたり、後ろを走る方が私のヘタクソな運転で恐い思いをしないように気をつけたり、周囲の交通状況を把握したりと忙しく、いったいどのルートで走ったのか、詳しくは覚えていません。
ワインディングでは置いていかれるかもしれないとの当初の心配は途中で解消、終始一定の安全な速度で走って下さったので(でももし一人だったらもっとゆっくり走ってたかも。これ以上!!?と驚かれること間違い無し)、何とか遅れずに付いていくことができました。時折うんと速度の遅い車に追いつくと、がっかりしながらも私は、暫し休憩、なんてちょっぴりほっとする気持ちも心のどこかにあったりして…。
街から山に入ると気温は一気に下がり、グリップヒーターの付いている私でさえ手は痺れっぱなし。少し余裕ができると指先を動かしてみてグリップの感覚を再確認。コンビニや道の駅でトイレ休憩をしながら2時間余り、そろそろ昼食。皆寒そうだったけど、私一人、たくさん貼ったカイロのおかげで身体はぽかぽか、つい皆様にも予備のカイロをお勧めしちゃいました。でもやはり昼食は暖かい場所で温かい物がほしい!

Sさんの案で伊賀上野にある大きなとろろ料理のレストランに立ち寄ることに。広い駐車場の端に7台のDUCATIとBMWを止めて早速中へ。幸い小部屋が空いていてラッキー!初めてご一緒する方がほとんどなのに、バイクの話で会話が弾み、食事も美味しく楽しいひと時。ちなみに私はとろろ雑炊を食べました。とっても豪華だったのに写真を撮るのを忘れちゃって残念。
すっかり暖まって英気を養い外に出ると、駐車場は観光バスや自家用車でいっぱい!本当にグッドタイミングな昼食でした。
ここからは帰路。もと来た道を再び走り、途中から以前にも走ったことのある宇治川ラインへ。ワインディングをリズミカルに。ある時コーナーに入った直後、私には進入速度が速すぎたかな、と思い4速から3速に落としたら、回転数が合っていなかったため不自然なブレーキがかかってしまい、後輪が左右に振れヒヤッとするハプニングも…。
だんだん景色は街になり、信号による渋滞。信号が変わってもちっとも前に進まないことに業を煮やした最後尾のSさん、皆にすり抜けて先頭に行くよう促します。他の方にとっては当たり前のことでしょうから、すいすいと前へ。私はぎこちない操作で何とか私のために空けて下さった場所にまでたどり着き、その後信号が変わると同時に右折。更なる渋滞。車の後ろに落ち着いて並んでしまっている私の横を、皆さんあっという間に通り過ぎ、車の間を抜けて見えなくなってしまいました。近くには世話役の長谷川さんのみ。私の技術の限界と安全を考え、左側に僅かに存在する車とガードレールの隙間へと私を誘導。えっ、こんな狭い所を走るの!!?でも付いていくしかありません。長谷川さんのバイクが行けるってことは私のは当然通れるはずなのです。左足で縁石を蹴りながら前進する長谷川さんに習い、必死で追いかけます。しかし途中で前進できなくなったらしく、今度は進路を右に変え、いきなり車と車の間を抜けて中央線へ。こ、こんな狭い(私にとって)間をすり抜けるの!!?でもどんな手を使ってでもよいから付いていくしかなく、かっこ悪いけど足を突いて前進しながら車間をすり抜け、やっと渋滞から開放。
いやはや、今回のツーリングで一番冒険だったのがこの最後のすり抜けでした。これは紛れも無くバイクの利点の一つ。でも私一人なら利用せずに終わってる。収穫でした。
目の前に終点のCASUNO MOTORSさん。到着すると、またもやスタッフの皆さんがお出迎え。温かいコーヒーを振舞って下さって、楽しいツーリング、無事終了。

本当にありがとうございました。また参加したいです。
ツーリングにご一緒した方の勧めで、私はタンクにかっこいいシールを貼ることにしました。これはタンクに、洋服のボタンやジッパーなどによる傷が付くのを防いでくれる効果もあるとのこと。後日早速貼って頂いてきました。しかし実はこの日、駐車場を出た途端エンスト、またもや立ちごけ・・・。皮肉にも傷予防のシールを貼るその日に、タンクにエクボができちゃうなんて凄く悲しい!でも当分気にせず、それよりも乗る機会を増やすことにしました。今の私には完全無欠のバイクより練習が大事!寒さにめげず、また走りに行きたいと思います。