いろいろ考えあっての二輪免許への挑戦!
突然決めたことなのですが、決めてからの行動は早い!早速近所の教習所に出向き、申し込み手続きを。
初日。そういえば私ってバイクを間近で見たことすらない(まさか乗ることになると思わないから興味がなかった)!!サーキットの駐車場で必要あってスクーター(チョイノリ)を移動しようとした時、バイクだけ先に行ってしまって無残に転倒…肋骨にひびが入り、以来二輪はますます敬遠してきたのですから。どうしよう、動かせるのかなぁ。テキストを見ながら俄かに必死で動かす手順を覚える私。20分間のビデオを見た後、早速技能教習へと。教習所の、Sサイズでも少しぶかぶかのジェット型ヘルメットを頭に載っけて、教官の指示を待ちます。緊張。
まずは、バイクを起こすことから。400CCのバイクのハンドルを持ってブレーキを握って、シートに腰を当てて下半身の力でエイッ!案外簡単に起きてくれて、不安1つ解消。
次は発進の練習。車と同じように半クラッチを使ってそろーり。そしてブレーキ。何度も繰り返し練習。ブレーキがなかなか難しい。ハンドブレーキ(前輪ブレーキ)を急に握っちゃうと、がっくんとなって不安定な体勢になり、こけそうになります。
その後、発進もまだ覚束ないままコースへ移動…。アクセルはほとんどあおらず、1速から2速までシフトアップしてコース外周を回る練習。よたよたしながらも何とか最後にはかろうじて回れるようになりました。エンジン止めて、スタンドおろして1時間目終了!思わず「スタンドOK!」と叫んでしまいました。ふーっ。でも楽しかった。
前日の経験を忘れるといけないので、とにかく毎日通うことにしました。
考える余裕が無いほど速いペースでカリキュラムは進みます。スクーターにも乗れない私にとって、どの教習も青息吐息。
発進、速度の調整、シフトアップやシフトダウン、定位置での停止。それだけで必死なのに、今度は坂道発進、クランク、S字、一本橋(30センチ幅の鉄板の上をなるべく低速で通る)ですってぇ?!。肩や腕に力が入りすぎるため、意思に反して不要なところでアクセルが開いてしまうという危険行為を重ね、何度も転倒し、何台かのバイクのライトやミラーを破壊し、むこうずねは青あざだらけ。失敗しないのは唯一坂道発進だけ。懸命に教えてくださる先生方に申し訳なく思いつつも、なかなか思うように行きません。
見るに見かねた美人教官、日和先生が、「後ろに乗りなさい!」と。後部席にまたがり教官に抱きつくと同時に「足はどこに置くのですか?」と質問。「ステップがあるでしょ」「あ、ホントだ!」すると「ところで、もう少し後ろに座れませんかねえ」とのこと。「なるほど、座席の後ろが随分余ってた、もう少し後ろに座るのですね」「そしたら自然に足の当るところがステップ!」「すみません、何せスクーターにも乗ったこと無くバイクの知識ゼロですから…」「座ったら私の腰を膝で挟んで、手はウエストに」「はい、でもなんか不安定な感じで怖い…」「だから膝をきゅっと締めて支えるの」解説つきで1周してくださって、スタート地点に戻った途端、私の体はブレーキで前に加重が移り、日和教官の背中にどっすん。「それダメ!危ないでしょ。ちゃんと腹筋と背筋で姿勢を保つこと。シェイプアップにもなるでしょ」「なるほど、そうやって乗るのか!!ありがとうございました」日和教官、かっこいい!
それにしても教官は本当に大変だと思います。バイクは生身ですから皆が怪我をしないように、危険が無いように、何人もの教官が常にコース全体に注意を払っていらっしゃいました。そんな恵まれた環境の中、安心して練習させていただき、ヘルメットを脱ぐと、汗だくで、くったくた。でもなぜかスポーツをした後のような爽快感。何とか上手く乗れるようになりたいな。
そうこうするうち自信が持てないままカリキュラムは終了。通常ならすぐにも検定試験というところですが、私にはまだまだ練習が必要です。補習をお願いして、毎日教習所通い。この補習を最後にして検定を受けようと考えていたその時間、それまでの連日の慣れないバイクの練習で疲れがたまっていた私は、何をやっても上手くいかず、焦るばかり。教官にも「疲れていると細かい動きは上手くいかないものですよ」と指摘され、別の練習に切り替えてみたりしましたが、そのまま補習終了。技能検定は明日。大丈夫かなぁ?

とりあえず、その日はゆっくり何も考えず休むことにしました。
翌朝すっかり疲れは癒され、いよいよ検定試験。
私は5番目。次々と皆がコースをクリアしていきます。緊張はピークに!
ようやく「中村裕佳子さん」と呼ばれ、指示されたとおり手を上げて、バイクに近付きます。安全確認してバイクに跨り、ミラーを調整してエンジンをかけ、左右を確認して発進。…早速エンストです。あちゃっ!焦らない焦らないと自分に言い聞かせ、でも心なしか手が震えている??
その後無事発進して、悲壮感漂う走りで何とか苦手な箇所を全てクリアしたものの、この日に限って急制動で停止ラインを超えてしまい大減点。その上失敗知らずの坂道発進でさえエンスト。結局見事不合格。
苦手なところが全てクリアできていただけにショックは大きく、その日は何も手につきませんでした。でも考えてみれば当然の結果だったのでしょう。万が一合格していたら、二度とS字やクランクや一本橋はできていなかったような気がするし、とにかくあのままでは危なすぎる。
思い直してすぐさま、義務付けられる補習の予約をし、今度は3日後に再挑戦。
補習は雨でしたが、それもまたよかったような気がします。私が、雨だからと必要以上に恐々走っていると、例の日和教官が、「もっと楽しく走りましょう」と励まして下さる場面も。
再挑戦にしてやっと合格!たまたまこの日は、一緒に受けたメンバーのほとんどが2度目の挑戦。皆で励ましあい一緒に合格を喜びました。
これからどんなライディングライフが待っているのでしょう、早くツーリングが楽しめるようになりたいものです。そして四輪の運転技術の向上にも役立ってくれるといいなと思っています。 |
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